
フォームの応募から、重複を外して抽選する業務ツール「キャンペーン応募の受付と抽選」
プレゼントキャンペーンの運営に使う業務ツール「キャンペーン応募の受付と抽選」を紹介します。後半では、ツールを使わずに抽選するときのやり方もまとめました。
業務ツール「キャンペーン応募の受付と抽選」でできること
フォームの応募を取り込むと、重複を外して抽選できます。抽選のシードが残るので、同じ結果になるかを後から確かめられます。
例えば
応募を取り込んで抽選すると、例えば次のように進みます。
同じ人の2件目は「重複」、対象地域の外の応募は「対象外」になります
残った対象の応募から、当選10件と補欠5件を選びます
当選を取り消すと、補欠の順に繰り上げます
当選の連絡は、文面をコピーして自分のメールから送ります。
使い方
シートを自分のドライブにコピーする
メニューの「業務アプリ」から「初期設定」→「画面を開く」
「キャンペーンと抽選」で期間・賞品・当選数を決める
フォームの回答をシートにリンクし、「取り込み・設定」で取り込む
「キャンペーンと抽選」で抽選し、「当選者と発送」で連絡する
応募者の個人情報が入ります。共有は担当者だけにします。
要点
キャンペーンの抽選は、応募を「対象」「重複」「対象外」に分けてから、対象の応募だけを乱数で並べ替え、上から当選にします。
公平に選んだことを後から示せるよう、抽選の日時・実行した人・対象の数・当選者を記録に残します。乱数の種(シード)を残しておけば、同じ結果になることを確かめられます。
当選者の住所などの個人情報は、発送が終わり、決めた期間がたったら消します。期間は応募の案内に書いておきます。
プレゼントキャンペーンの運営の流れ
期間・賞品・当選数・応募の条件(対象地域、アンケートの回答が必須かなど)を決め、応募の案内に書きます。
応募フォームを作ります。Googleフォームなら、回答をスプレッドシートにリンクしておくと、そのまま集計できます。
締め切ったら、重複と条件を確かめ、抽選の対象を決めます。
抽選し、当選と補欠を決めます。
当選者に連絡し、住所を確かめて発送します。
発送が終わったら、決めた期間のあとに個人情報を消します。
応募フォームに入れる項目
項目 | 使い道 | 気をつけること |
|---|---|---|
お名前 | 当選の連絡と発送 | 発送の宛名になるので、フルネームで書いてもらいます |
メールアドレス | 当選の連絡と、重複の確認 | 確認のため2回入れてもらうと、打ち間違いが減ります |
電話番号 | 発送と、重複の確認 | 配送会社に渡すことを、応募の案内に書いておきます |
郵便番号・都道府県・住所 | 発送と、対象地域の確認 | 都道府県を別の質問にすると、地域の判定がしやすくなります |
アンケート | 応募の条件にするとき | 必須にするなら、答えのない応募は対象外にします |
重複応募の見つけ方
同じ人の重複は、メール・電話・住所で見つけます。そのまま比べると、書き方の違いで見落としやすくなります。
書き方の違い | 例 | そろえ方 |
|---|---|---|
全角と半角 | 「090」と「090」 | 半角にそろえます |
大文字と小文字 | 「Hanako@Example.com」と「hanako@example.com」 | 小文字にそろえます |
住所の書き方 | 「1丁目2番3号」と「1-2-3」 | 「丁目・番地・号」をハイフンにそろえます |
ハイフンの有無 | 「090-1234-5678」と「09012345678」 | ハイフンを外して比べます |
重複が見つかったら、先に来た1件を残し、あとの応募を「重複」にします。1世帯1回にするなら、住所が同じ応募も重複にします。
公平な当選者の選び方
当選者は、担当者が選ぶのではなく、乱数で決めます。スプレッドシートなら、対象の応募にRAND関数で乱数を付けて並べ替え、上から当選数のぶんを当選、その次を補欠にします。
ただし、RAND関数はシートを直すたびに値が変わります。並べ替えたら値として貼り付けて残し、抽選の日時・実行した人・対象の数・当選者の応募番号も記録しておくと、問い合わせに答えられます。
当選者が辞退したり、連絡がつかなかったりしたときは、補欠の順に繰り上げます。繰り上げの順も、抽選のときに決めておきます。

キャンペーン応募の受付と抽選
スプレッドシートで使うアプリ
・書き方をそろえて、重複応募を見つける
・期間・地域・回答の条件で対象外を分ける
・シードを記録した抽選で、当選と補欠を選ぶ
・発送を記録し、終わった応募の個人情報を消す
🔒 応募の情報はコピーしたシートの中だけに保存します。当選者へのメールは、アプリからは送りません。
使える場面
キャンペーンの応募の受付と抽選は、販促の担当だけでなく、さまざまな人が関わります。よく使われる場面をまとめました。
販促の担当:重複応募を目で探さない
フォームの回答を取り込むと、メール・電話・住所の書き方をそろえて比べ、同じ人の2件目からを「重複」にします。
キャンペーンの責任者:抽選が公平だったことを示す
抽選の記録に日時・実行した人・対象数・シードが残り、「同じシードでやり直して確かめる」で同じ結果になることを見せられます。
自社に合わせて直す例
このアプリは中身のプログラム(ソースコード)を見られるので、AIに頼んで項目や言葉を自社向けに変えられます。シートのメニューの「拡張機能」から「Apps Script」を開き、コードをAIに貼って、直したいことを伝えるだけです。例えば、次のように直せます。直したシートは AI Portalize に載せて、社内の人だけで使えます。
賞品を等に分ける
1回の抽選で、A賞とB賞を決めます。
プロンプトの例:キャンペーンに「A賞 3名・B賞 20名」のように等を設け、抽選の順に上からA賞、B賞と割り当ててください。
前回の当選者を外す
続けて同じ人が当たらないようにします。
プロンプトの例:前のキャンペーンで当選したメールアドレスの応募は、理由を「前回の当選者」として対象外にしてください。
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