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広告・LPの表現チェックと承認

広告・LPの表現チェックと承認

広告文の気をつける言葉に印を付け、承認まで残す業務ツール「広告・LPの表現チェックと承認」

広告やLPの文章の確認に使う業務ツール「広告・LPの表現チェックと承認」を紹介します。後半では、ツールを使わずに確かめるときのために、気をつける言葉の例もまとめました。

業務ツール「広告・LPの表現チェックと承認」でできること

広告やLPの文章を貼ると、気をつけたい言葉に印と理由、言い換えの例が付きます。直した版ごとに承認を残せます。

例えば

「満足度No.1の美容液。肌の悩みに必ず効く」と貼ると、次のように出ます。

  • 「No.1」は要修正。言い換えの例は「〇〇調査(〇年〇月)で1位」

  • 「必ず」は要修正。結果を約束する言い方なので「〜を目指します」に

  • 「効く」は薬機法で要修正。言い換えの例は「サポートする」

判定は言葉の一覧と照らし合わせた目安です。最後は人が決めます。

使い方

  1. シートを自分のドライブにコピーする

  2. メニューの「業務アプリ」から「初期設定」→「画面を開く」

  3. 「表現チェック」に文章を貼る

  4. 「チェックする」を押し、印の付いた言葉を直す

  5. 「+ 原稿を作る」から確認に出し、承認を受ける

前後の文脈や根拠の有無は判断しません。

要点

  1. 広告の表現チェックは、気をつける言葉の一覧と照らし合わせて印を付け、根拠や前後の文を人が確かめる、の2段で行います。言葉が入っているかだけで判断しないことが大切です。

  2. 景品表示法では、品質や性能を実際より良く見せる表示(優良誤認)と、価格や条件を実際より得に見せる表示(有利誤認)に気をつけます。「No.1」「業界一」「今だけ」は根拠や期間を確かめます。

  3. 薬機法では、化粧品や健康食品で、医薬品のような効き目をうたう表現に気をつけます。最後の判断は法務や専門家が行い、どの版の文面を承認したかを記録に残します。

広告の表現チェックの流れ

  1. 原稿の文章を、気をつける言葉の一覧と照らし合わせます。当てはまった言葉に印を付けます。

  2. 印の付いた言葉ごとに、根拠があるか、言い換えられるかを考えます。例えば「満足度No.1」なら、調査の名前・時期・対象を近くに書けるかを確かめます。

  3. 直した原稿を、上長と法務が順に確かめて承認します。直してほしいときは、どこをどう直すかを書いて差し戻します。

  4. 承認した版を記録に残します。公開した文面と承認した文面が同じかを、あとから確かめられるようにします。

気をつける言葉の一覧は、業界や商品によって変わります。最初は一般的な言葉から始め、法務に指摘された言葉を足していくと、同じ指摘をくり返さずに済みます。

景品表示法・薬機法で気をつける言葉

次の表は、広告でよく指摘される言葉の例です。言葉が入っているだけで違反になるわけではなく、根拠や前後の文によって判断が変わります。

言葉の例

気をつける理由

言い換えの例

「No.1」「業界一」

比べた範囲や調査の根拠がないと、実際より良く見せる表示になりやすい

「〇〇調査(〇年〇月)で1位」と根拠を書く

「満足度」

調査の中身が分からないと、読む人が誤解しやすい

調査の名前・時期・人数を近くに書く

「必ず」「絶対」

結果を約束する言い方になる

「〜を目指します」

「今だけ」「半額」

期間や元の価格が事実と違うと、条件を得に見せる表示になりやすい

期間と、比べた価格で売っていた事実を確かめて書く

「効く」「治る」

化粧品や健康食品など医薬品でないものが、病気を治すような効き目をうたうと、違反になりやすい

「サポートする」など、認められた範囲の言い方にする

「シミが消える」

化粧品で認められている効能の範囲を超えやすい

認められている効能の言い方の範囲で書く

表示の根拠になる資料は、原稿と一緒に保管しておきます。景品表示法では、効き目や性能をうたう表示について、消費者庁から根拠の資料を求められることがあります。

LPの表現チェックリスト

言葉の照らし合わせとは別に、LPや広告の全体について次の点を確かめます。

  • 数字や順位には、調査の名前・時期・対象が近くに書いてあるか

  • 通常価格と割引価格を並べるとき、通常価格で実際に売っていたか

  • 「期間限定」「先着」は、本当に期間や数が決まっているか

  • お客様の声や体験談が、効き目を約束する書き方になっていないか

  • 広告であることが、読む人に分かるか(人に頼んだ投稿など)

  • 小さな文字の注記で、本文の印象を打ち消そうとしていないか

広告原稿の承認フロー

承認フローは、作った人、上長、法務の順にする形がよく使われます。法務が1人か兼任の会社では、上長が先に大きな問題を外しておくと、法務の負担が減ります。

決めること

例

ポイント

確認の順番

上長 → 法務

社内の掲示物など、軽い原稿は「上長だけ」でもよい

差し戻しの書き方

どこを、どう直すかを書く

「表現が強い」だけでは、作った人が直せない

版の管理

直すたびに版の番号を付ける

承認した版の番号を記録する

止まっている原稿

確認待ちのまま3日

公開予定日が近い原稿から先に確かめる

チャットで「OKです」と返しただけでは、どの文面を承認したかがあとから分かりにくくなります。承認は、版の番号と一緒に残します。

広告・LPの表現チェックと承認

広告・LPの表現チェックと承認

スプレッドシートで使うアプリ

・気をつけたい言葉に印と理由を付ける
・言い換えの例をその場で本文に入れる
・上長と法務の承認を版ごとに残す
・前の版との違いを色で見る

🔒 原稿と言葉の一覧は、コピーしたシートの中だけに保存します。社外のサービスに文章を送りません。

使える場面

広告やLPの文章は、マーケティングだけでなく、法務や制作の担当も関わります。よく使われる場面をまとめました。

マーケティング:広告文を出す前に自分で確かめる

文章を貼って「チェックする」を押すと、気をつけたい言葉に印と言い換えの例が出るので、確認に出す前に直せます。

法務:同じ指摘を毎回しなくて済むようにする

指摘した言葉を言葉の一覧に足しておくと、次からは作った人の画面で印が付きます。

自社に合わせて直す例

このアプリは中身のプログラム(ソースコード)を見られるので、AIに頼んで項目や言葉を自社向けに変えられます。シートのメニューの「拡張機能」から「Apps Script」を開き、コードをAIに貼って、直したいことを伝えるだけです。例えば、次のように直せます。直したシートは AI Portalize に載せて、社内の人だけで使えます。

確認の段を増やす

上長と法務のあとに、品質保証の確認を入れます。

プロンプトの例:確認の流れに「上長 → 法務 → 品質保証」を足してください。品質保証の人のメールは設定で決められるようにしてください。

よく指摘される言葉を集計する

どの言葉が何回指摘されたかを、月ごとに見ます。

プロンプトの例:「言葉の一覧」の画面に、月ごとに当てはまった回数の多い言葉の上位10個を表で出してください。

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