
テーマごとのニュースを毎朝集め、1通のメールで届ける業務ツール「テーマ別ニュースのまとめ」
業界ニュースの収集に使う業務ツール「テーマ別ニュースのまとめ」を紹介します。後半では、ツールを使わずに集めるときのために、言葉の決め方もまとめました。
業務ツール「テーマ別ニュースのまとめ」でできること
テーマごとに探す言葉を入れると、Googleニュースの記事が毎朝シートにたまります。重なりを除いて1通のメールで届きます。
例えば
毎朝、次のようなまとめのメールが届きます。
件名:【ニュースのまとめ】2026-10-31 3テーマ・12件
生成AIと中小企業 5件:見出し・媒体・日付・リンクの順に並ぶ
英語の見出しには「ハイブリッド勤務のルールを決める会社が増える」のような訳が付く
一度届けた記事は、次の日からは届きません。
使い方
シートを自分のドライブにコピーする
メニューの「業務アプリ」から「初期設定」→「画面を開く」
「テーマを追加」で、探す言葉と除く言葉を入れる
「いま取りに行く」で記事を集め、「記事」で読む
記事の要約はしません。見出しとリンクを集めます。
要点
ニュースを自動収集するには、Googleアラートでメールを受け取る、GoogleニュースのRSSをスプレッドシートに読み込む、ニュース収集のサービスを使う、の3通りがあります。
業界ニュースのまとめは、テーマごとに「探す言葉」と「除く言葉」を決めると、関係のない記事が減ります。求人やセールの記事は、除く言葉で外します。
社内で共有するときは、同じ記事を1つにまとめ、一度届けた記事は二度と届けない形にします。毎朝同じ記事が届くと、読まれにくくなります。
ニュースを自動収集する流れ
追うテーマを決めます。競合、業界の動き、法令や補助金など、目的ごとに分けます。
テーマごとに、探す言葉と除く言葉を決めます。
集める先を決めます。Googleニュースは、検索の言葉ごとにRSS(記事の一覧)を出しているので、スプレッドシートに読み込めます。
重なりを除きます。同じリンクの記事や、媒体名だけが違う同じ見出しの記事を1つにします。
毎朝決まった時刻に、テーマごとの見出しとリンクを1通のメールにまとめて届けます。
探す言葉と除く言葉の決め方
Googleニュースの検索では、次の書き方で言葉を組み合わせられます。
書き方 | 集まる記事 | 例 |
|---|---|---|
空白で区切る | すべての言葉を含む記事 | 生成AI 中小企業 |
ORでつなぐ | どれかの言葉を含む記事 | インボイス OR 電子帳簿保存法 |
""で囲む | 語句をそのまま含む記事 | "株式会社サンプル商事" 新製品 |
言葉の前に「-」を付ける | その言葉を含む記事を除く | 生成AI 中小企業 -求人 -セール |
最初は言葉を広めにして1週間ほど集め、関係のない記事によく出てくる言葉を、除く言葉に足していきます。1つのテーマで毎日20件を超えるなら、探す言葉を絞ります。
海外の動きを追うなら、英語のテーマを別に作ります。例えば「remote work policy」で英語のニュースを集め、見出しだけを日本語に訳して並べると、読み飛ばされにくくなります。
Googleアラートの活用とほかの方法の比べ方
ニュースを集める方法は、追うテーマの数と、だれが読むかで選びます。
方法 | 向いている場面 | 気をつけること |
|---|---|---|
Googleアラート | 1人で少ないテーマを追う | テーマごとに別のメールが届き、同じ記事が媒体違いで何度も届くことがあります |
RSSとスプレッドシート | チームで追うテーマを1か所で決め、記事を貯めて振り返る | 読み込みと重なりを除く仕組みを、GASなどで作る必要があります |
ニュース収集のサービス | 記事の要約や報道の分析まで任せたい | 月額の料金がかかり、テーマの数で料金が変わることがあります |
Googleアラートを使うなら、テーマを増やしすぎず、届く頻度を1日1回以下にまとめると、メールが増えすぎず、読み続けられます。
ニュースを社内で共有するときの注意
社内で共有するときは、記事の本文を貼らず、見出し・媒体・日付・リンクにとどめます。本文をそのまま転送すると、著作権の面で問題になることがあります。
届け先は、テーマごとに決めます。経理には法令のテーマ、営業には競合のテーマだけを届けると、それぞれが自分に関係のある記事だけを読めます。
読んだ記事と、あとで読む記事を分けて残しておくと、会議の前に話題を拾い直すときに使えます。

テーマ別ニュースのまとめ
スプレッドシートで使うアプリ
・テーマごとに探す言葉・除く言葉を決める
・重なった記事を1つにまとめる
・英語の見出しを日本語に訳す
・毎朝1通のまとめメールで届ける
🔒 送るのは探す言葉だけです。記事の見出しとリンクは、コピーしたシートの中に保存します。
使える場面
業界の動きは、広報だけでなく、営業や経営企画も追っています。よく使われる場面をまとめました。
広報:自社と競合の記事を毎朝確かめる
社名や製品名をテーマにしておくと、新しい記事が毎朝1通のメールにまとまって届きます。
経理・総務:法令や制度の改正を見落とさない
インボイスや電子帳簿保存法のテーマを作り、届け先を経理の担当にします。
自社に合わせて直す例
このアプリは中身のプログラム(ソースコード)を見られるので、AIに頼んで項目や言葉を自社向けに変えられます。シートのメニューの「拡張機能」から「Apps Script」を開き、コードをAIに貼って、直したいことを伝えるだけです。例えば、次のように直せます。直したシートは AI Portalize に載せて、社内の人だけで使えます。
まとめメールの件数を絞る
記事が多い日でも、メールを短く保ちます。
プロンプトの例:毎朝のまとめメールで、テーマごとの記事を5件までにし、残りは件数だけを書くようにしてください。
テーマごとに送る曜日を変える
毎日でなくてよいテーマは、週に1回にまとめます。
プロンプトの例:「競合の新製品」のテーマだけは、毎朝ではなく毎週月曜の朝にまとめて送るようにしてください。
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