
画像から、画像生成AIに貼る編集用のプロンプトを作るAIツール「画像編集プロンプト作成」
画像の編集に使うAIツール「画像編集プロンプト作成」を紹介します。後半では、ツールを使わずに書くときのために、プロンプトの書き方もまとめました。
AIツール「画像編集プロンプト作成」でできること
画像を添付して目的を選ぶと、画像生成AIに貼る編集用のプロンプトができます。日本語版と英語版の両方が出ます。
例えば
机の上のノートパソコンの写真を添付して目的を選ぶと、次のような中身が出ます。
AIの読み取り:木の机にノートパソコンとカップ。窓からの光で全体が明るい
変えてはいけないもの:ノートパソコンとカップの形・位置・色、机の木目
ネガティブ指定:文字、ロゴ、人物、ぼやけ
これらを入れたプロンプトが、日本語版と英語版で並びます。
使い方
AI Portalize のツール一覧から開く
編集したい画像を添付し、目的を4つから選ぶ
出てきたプロンプトを、使う画像生成AIに貼る
仕上がりは、元の画像と並べて確かめてください。
要点
画像編集のプロンプトは、「何をどう変えるか」と「何を変えないか」を分けて書きます。変えないものを書かないと、変えたくないところまで変わることがあります。
元の画像を言葉で説明してから指示を書くと、AIとの読み取りのずれが減ります。
入れてほしくないものは、ネガティブ指定として別に書きます。英語のプロンプトが向いている画像生成AIもあるので、日本語と英語の両方を用意しておくと使い回せます。
画像編集のプロンプトの書き方
元の画像を説明します。何が写っているか、構図、色合い、雰囲気を短く書きます。
目的を書きます。背景だけを変えたいのか、一部を消したいのかを最初に伝えます。
変えたいことを具体的に書きます。「明るくする」ではなく「窓の外を晴れた日の景色にする」のように、仕上がりが思い浮かぶ言葉にします。
変えてはいけないものを書きます。
入れてほしくないもの(ネガティブ指定)を書きます。
書くこと | 例 |
|---|---|
元の画像の説明 | 木の机の上にノートパソコンとコーヒーカップ。窓からの光で、全体が明るい |
目的 | 背景だけを差し替えたい |
変えたいこと | 窓の外の景色を、夕方の街並みにする |
変えてはいけないもの | ノートパソコンとカップの形・位置・色。机の木目 |
ネガティブ指定 | 文字、ロゴ、人物、ぼやけ |
この順に書いておくと、思うような仕上がりにならなかったとき、どこを直せばよいかが分かりやすくなります。
変えてはいけないものの書き方
画像の編集でよく起きるのは、変えたくないところまで変わってしまうことです。画像によって、守るものは次のように変わります。
人物の顔・髪型・服装・表情。別人に見えないように、最初に書きます。
商品の形・色・ロゴ・ラベルの文字。実物と違って見えると、広告や商品紹介には使えません。
構図と位置。どこに何があるかを書いておくと、配置が入れ替わるのを防げます。
光の向きと色合い。一部だけを変えるとき、周りと光の向きがそろっていないと不自然になります。
「ほかはそのまま」とまとめて書くより、「人物の顔・服装・ポーズは変えない」のように、変えないものを1つずつ挙げます。
目的ごとの書き方の違い
目的 | 書くときのポイント |
|---|---|
背景を変える | 人物や商品は変えないと書き、新しい背景の場所・時間帯・光の向きを書く |
一部を消す・足す | 消すもの(足すもの)の場所を、「左下の」「机の右端の」のように位置で書く |
雰囲気や画風を変える | 色合いや画風を言葉で書き、構図と写っているものは変えないと書く |
使うときの注意
画像生成AIによっては、元の画像を直すのではなく、新しく描き直すことがあります。仕上がりは、元の画像と並べて確かめます。
人が撮った写真や、人物が写っている写真を使うときは、使ってよい画像かを確かめます。
サービスごとに、プロンプトの長さや書き方の決まりが違います。使うサービスの説明に合わせて直します。

画像編集プロンプト作成
開いてすぐ使えるアプリ
・目的を4種類から選んで、プロンプトを作る
・変えてはいけないものを、はっきり書き出す
・日本語版と英語版、ネガティブ指定を出す
・AIが画像をどう読み取ったかを説明する
🔒 添付した画像は、プロンプトを作るために Gemini に送られます。人物が写った画像や公開前の画像は、会社の Google アカウントで使ってください。
使える場面
画像の編集は、デザイナーだけでなく、資料やWebの担当者もよく行います。よく使われる場面をまとめました。
広報・マーケティング:Webに載せる画像の背景を変えたいとき
今ある写真を添付すると、背景や雰囲気だけを変えるためのプロンプトができるので、撮り直す前に画像生成AIで試せます。
EC担当:商品画像の背景を差し替えるとき
商品の形や色を「変えてはいけないもの」として書いたプロンプトができるので、実物と違う見た目になるのを防ぎやすくなります。
自社に合わせて直す例
このツールは中身のプロンプトを見られるので、コピーしてGeminiに貼り、直したいことを書き足すだけで自社向けに変えられます。例えば、次のように直せます。直したツールは AI Portalize に載せて、社内の人だけで使えます。
自社のブランドで変えてはいけないものを決めておく
毎回、ロゴや色を守るように指定します。
プロンプトの例:「変えてはいけないもの」に、毎回必ず「ロゴの形と色」「ブランドカラーの青」「商品のラベルの文字」を入れてください。
目的の選択肢を足す
自社でよくある編集の目的を、選べるようにします。
プロンプトの例:目的の選択肢に「バナーの文字を入れる余白を作る」を足し、選んだときは余白の位置と広さもプロンプトに入れてください。
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